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つばめ育み隊 2022年度活動報告

2023.01.13 りんご皮むき大会計測のお手伝い

「19m65cm」…皆さん、何の数字と思われますか?

1個のりんごの皮を途中で切らずに剥いた長さであります。
たった1個です・・・とんでもない長さです。本当素晴らしいです。
過去2番目の長さです。

昨日、富士見小では、39回目の「りんご皮むき大会」が行われました。
毎年、年明けの1月に行われ、富士見小学校の伝統行事であります。

1984年から開始されました、39年間継続・・・本当、素晴らしいことです。
我々、つばめ育隊は、発足当初から12年計測のお手伝いをさせて頂いております。
今回も12名のメンバーがお手伝いさせて頂きました。
その中には、元富士見小の先生方や富士見小卒業生の方も参加して下さいました。
ご参加頂き、大変嬉しかったですし、また感謝であります。

この「りんご皮むき大会」は、富士見小学校開校時の初代校長先生のお考えから始まりました。
【初代校長 原田清務先生の言葉】
りんごの皮がむけないということは、手先の器用さがないんですよね。むくためには、微妙な手の動きが必要です。だから子どもにも、りんごの皮がむけるようになってもらいたいと思いました。
梨や柿とか、いろいろやってみましたが、どうも長くむけません。その点、りんごは弾力があって長くむけるんです。りんごなら長さを競う大会になると思いました。
家庭でもどんどん練習してもらいたいですね。手伝いが減っていますから。この大会をきっかけにして、家の中のお手伝いで、りんごの皮をむいてもらいたいと思いました。保護者の方も「りんご皮むき大会があるから、むいてごらん」といった調子でどんどんやらせてもらえるといいですね。

【ねらい】
①りんごの皮を途中で切らずにどこまで長くむけるかという競技を通して、刃物の正しい使い方を覚え、手先の器用さを養う。
②開校以来続く伝統行事に参加することで愛校心を養う。
③大会に向けて家庭で練習することで、親子(家庭)のふれあいを深める

改めて、本当素晴らしいお考えだと思います。
ここまで39年間継続して頂ける、富士見小学校の歴代の校長先生始め、先生方に大変感謝であります。

このりんご皮むきは、子供たちが、各家庭で練習され、大会本番に挑む。
まさに、初代校長先生のお考えの通りであります。
校長先生からの始めのアナウンス前の静寂さ、開始後の真剣な姿、集中力の凄さ。
それが1年生から6年生全員です。
お手伝いをさせてもらっている我々も、いつも感動させられます。

小生私事ですが、愚息の二人はもちろん富士見小の卒業生で、現在は大学生になりますが、
小学校からの友人と今ならではであるが、オンラインでりんご皮むきを大会を行ったみたいです。
小学校を卒業して10年。「りんご皮むき」は、それだけ子供たちにとっても特別な想いのあるものだと思います。
まさに愛校心です。

これからもこの伝統行事である「りんご皮むき大会」を継続していただきたいと切に願います。
また、我々もそこにお手伝いと参加させて頂ければ、大変嬉しいことです。

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